【2023年最新版】北欧スウェーデンへの海外発送まとめ 実経験の基本&秘密のアドバイス付き
更新(2023年1月)
このブログ最新情報に更新しました。
変更・追加点
- 2023/1/25: 小包郵便物の航空扱いとEMSが再開されたのを確認したので更新。
- 2023/1/10: 日本からスウェーデンへの荷物の送付方法および最新の国際郵便のスウェーデンへの取り扱い情報について追記。
- 2022/1/20: 2022年版に更新しました。主な変更点はVAT回避となる500krを綺麗に更新(すいません、前回の更新は片手間でした)、同時期に他の送付物の価値の数値も更新されていたため更新。2021年4月にEU内への動物性原料の輸入についても更新があったため輸入禁止物の説明を追加。参考にしたサイトのリンクを追加。
- 2021/10/1: 付加価値税が課税される荷物の価値が1600krから500krに変更
はじめに
こんにちは、2023年も最新のスウェーデンへの荷物の送り方を更新しました。
現時点では税金等の大きな変更はありませんが、昨今のコロナやロシアによるウクライナ侵攻によって日本からスウェーデンに送る荷物にも影響が出ていますので、荷物を送ろうとお考えの方はぜひ最後まで読んでいただき、大切な方に大切な荷物が確実に届くお手伝いができれば幸いです。
なお、以前のブログで「スウェーデンに荷物を送る際の注意事項」という記事は書かせて頂きましたが、若干内容は被りますがぜひ一緒に読んでいただければ嬉しいです。
スウェーデンへ荷物を送る方法
これはスウェーデンに限らず海外に荷物を送るのであれば誰もが郵便局のお世話になります。郵便局では以下の3種類の方法で国際郵便を取り扱っています。
- 通常郵便(書留・保険付を含む、最大2キロ)
- 航空扱い
- SAL扱い
- 船便扱い
- 小包郵便物(最大20キロ)
- 航空扱い
- SAL扱い
- 船便扱い
- EMS(最大30キロ)
航空扱いは飛行機、船便はまさに船とわかりやすいのですが、SALやEMSってよくわかりませんよね?なので、簡単に以下に説明させていただきます。
SALとは…
- Surface Air Liftedの略称ですが、またの名をエコノミー航空便と言われます。輸送方法はトラックなどの陸送と飛行機を使った航空の混合国際郵便となります。そのため、航空便よりも遅いものの安価な価格で船便よりは早く届くリーズナブルな国際郵便となります。
EMSとは…
- Express Mail Servicesの略称ですが、日本語では国際スピード郵便と言われます。国際郵便の中では最も早く荷物を送り届けることができる輸送手段となります。また、補償制度もしっかりとしており、大切な書類や荷物に保険を掛けることができる。
ここまでが一般的な国際郵便の情報となります。さて、ではスウェーデンへの国際郵便はどれがいいのか?という前に実は2023年1月現在ではすべての国際郵便がスウェーデン向けに提供されているわけではありません!
現時点(2023年1月25日現在)での最新情報は以下の通りです。
国際郵便の種類 | スウェーデンへの対応 | |
通常郵便 | 航空扱い | 〇 |
上に同じ | SAL扱い | × |
上に同じ | 船便扱い | 〇 |
小包郵便物 | 航空扱い | ×→〇 |
上に同じ | SAL扱い | × |
上に同じ | 船便扱い | 〇 |
EMS | ×→〇 |
なぜすべての国際郵便の種類がスウェーデンに対応していないのかは様々な事情がありますが、主に昨今のコロナ禍による航空機の減少、そしてロシアによるウクライナ侵略等が考えられます。
なお、国際郵便の取り扱いについては日々変わる国際情勢に影響を受けるため、事前に郵便局もしくはホームページで確認することを強くお勧めします!
郵便局 国・地域別の差出可否:https://www.post.japanpost.jp/int/information/overview.html
2023年版 最新のスウェーデンVAT(付加価値税)ルール
なぜ個人の荷物なのに税金がかかるのか?
現在、スウェーデンでEU以外の国から発送された個人的な荷物を受け取る際にはとある条件においてVAT(付加価値税)支払う義務があります。
目的は年々増加するEU以外からの荷物の対応に費用が想定以上のかかっているからですが、EU以外といっても別に日本からの荷物が多いわけではなく、地元紙にも書かれていましたが主な原因は中国の激安オンラインショップの買い物のようです。
それなら、「EU以外」ではなくて「中国だけ」のVAT(付加価値税)にしてくれていればよかったのですが、特定の国や地域を標的に税金を徴収するわけにもいかないのか、現在のEU以外から発送されるすべての荷物にとある条件においてVAT(付加価値税)が課せられる状態となってしまいました。
最新のEU外から発送された荷物へのVATのルール
VAT(付加価値税)のルールはスウェーデンの税関が定めています。基本的にGift(贈呈品)にVAT(付加価値税)を課税されるのはおかしいと思われる方が多い通り、スウェーデンの税関でも贈呈品の場合にはある条件さえクリアすれば課税されないことを説明しています。
まずは発送された荷物が贈呈品であることが必須です。以前のブログ「スウェーデンに荷物を送る際の注意事項」でも書きましたが、日本から送付する際に記入する税関告知書では、必ず「Gift(贈物)」にチェックされていなければいけません。
スウェーデンのTullverket(税関)では、Gift(贈呈品)について、以下のように定義しています。
- A gift is something that is: sent between two private individuals; for personal use; and, sent on a single occasion with no payment whatsoever by the consignee.
- 贈り物とは、次のようなものです。2人の個人間で送られます。個人的な使用のため。そして、荷受人による支払いなしで一度に送られます。
基本的にスウェーデン在住者に日本から親族や友人が荷物を送る際には問題のない内容だと思います。
日本から発送される荷物がGift(贈呈品)の場合には、VATが課税されるかどうかは発送物の価値により決まります。スウェーデンのTullverket(税関)では、以下の発送物の価値により3つのVAT(付加価値税)の課税が説明されています。
- 発送物の価値が500kr 以内
- VAT(付加価値税)を支払う必要はありません。発送物にアルコール・タバコ・香水が入っていないこと。
- 発送物の価値が500kr 以上で1600kr以内
- VAT(付加価値税)の支払い義務が発生します。ただし、発送物にアルコール・タバコ・香水などの関税対象物が入っていなければ関税は発生しません。また、運送会社からも輸入申告に必要な手続き費用などを求められる可能性があります。
- ただ、発送物が複数の場合には個々の価値が500kr以内の場合にはVATも関税の支払い義務も発生しません。詳しく知りたい方は、スウェーデンのTullverket(税関)にホームページをご参照ください。
- 発送物の価値が7100kr以上
- VAT(付加価値税)および関税の支払い義務も発生します。
日本から荷物を送る際のVAT回避のポイント
せっかくの個人の荷物に余計なお金を払わないための3つのポイントをまとめます。
様々な経験談と解決策
日本の通信教育からのプレゼント
筆者の子供は日本の通信教育をしていますが、ポイントが貯まるとプレゼントと交換してくれるサービスがあります。子供の好きなプレゼントがいっぱいあるので、子供にとっては勉強意欲が高まって親としても助かりますよね。
ある日、子供が大切に貯めたポイントで文房具セットを注文しました。海外にもプレゼントを発送してくれるので子供は楽しみに待っていました。が、なんと届いたのはプレゼントではなくて、VAT(付加価値税)の請求書でした。
理由はプレゼントが個人ではなく、日本の通信教育会社から発送されているからでした。VAT(付加価値税)を請求しているPostNordに何度もメールや電話で問い合わせを行いましたが、残念ながら法人が発送した郵送物はプライベートな郵送物ではないと判断されてしまい、今回は泣く泣くVAT(付加価値税)を支払うこととなりました。
解決策
日本の通信教育だけに関わらず、法人からの発送物は同じようにVAT(付加価値税)を請求される可能性があります。そのため、VAT(付加価値税)を支払いたくない方は避けたほうが良いです。
筆者の場合には、日本の通信教育会社に日本国内在住の親族の住所にプレゼントなどを郵送するようにお願いして、その親族から定期的に郵送してもらっています。
日本からのサプライズ誕生日プレゼント
何歳になっても誕生日は良いものですよね。特に遠く離れた国に移住した大切なあの人を嬉しいサプライズで喜ばしてあげようってなんて素敵な発想です。
しかし、そんな良いことしかないはずのサプライズプレゼントがスウェーデンでは苦悩しか生まないこともあります。これは筆者の友人の実経験ですが、日本の親族からのサプライズ誕生日プレゼントに対してVAT(付加価値税)が請求されてしまいました。
日本からの荷物はサプライズ(秘密)だったため友人にとってはまさに寝耳に水。荷物なんて誰も送るなんて言われてもいないので、最初は誤請求だと思ったくらいです。後日、改めて差出人を確認したところ、自分の親族だったことがわかり、個人的な郵送物なのでVAT(付加価値税)の支払い義務はないことをPostnordに言いましたが、なんと親族は高価な誕生日プレゼントの価格をそのまま郵送物の価値として記載していたため、VAT(付加価値税)の支払い義務から逃れることはできませんでした。
解決策
海外の大切な人に荷物を送ることは喜ばれますが、受け取る側のことも考えてサプライズ(秘密)にするのは避けたほうが良いでしょう。
また、受取人が余計なVAT(付加価値税)を払う義務を避けたい場合には、必ず適正な郵送物の価値を記入しましょう。もちろん、できればスウェーデンのVAT(付加価値税)を払わなくて良い価値以下であることが望ましいです。
ちなみに、国際スピード郵便EMSを使って郵送する際には、荷物の価値が2万円以上の場合には損害賠償制度に加入することができます。海外に郵送するし、念のためという安易な気持ちで郵送物の価値を2万円以上にして郵送する方がいるそうですが、これは受取人が余計な税金を払うことになりかねないので、お勧めはしません。
愛情たっぷりな手作りマスク
コロナ禍でマスク不足が深刻だった海外に手作りのマスクを送りたくなる日本の親族や友人が多かったのではないかと思います。友人のお母さんもまたそんな優しい方の一人だったのでしょう。
できるだけ早く手元に届けてあげたいと思ったのか、急いで作った手作りのマスクだけを入れて日本から郵送しました。中身は手作りマスクだけだし、贈物といったたいそうな物でもないので、税関告知書には「その他」にチェックして発送しました。
後日、友人宅に届いたのは愛情たっぷりの手作りマスクではなく、VAT(付加価値税)の請求書でした。理由は税関告知書が「Gift(贈物)」ではなく、「その他」だったためでした。
スウェーデン語が堪能な友人は何度もPostnordに電話で問い合わせを行い、手作りマスクであること、ほぼ価値がないことも伝えましたが、残念ながら聞き入れられることはなく、結局愛情たっぷりのマスクを受け取るためにVAT(付加価値税)を支払いました。
解決策
日本から荷物を郵送する際には必ず税関告知書の「Gift(贈物)」にチェックしていることを確認しましょう。それ以外はすべて個人の郵送物とは判断してもらえないため、たとえ郵送物が無価値だったとしてもVAT(付加価値税)の請求を受ける可能性が高いです。
スウェーデンに届いた荷物が無情にも日本に返送される。
せっかくスウェーデンに到着した郵送物が日本へ強制返送された悲しい出来事も起こります。
強制返送には色々な理由がありますが、最もわかりやすいのは郵送物に輸入禁止物が含まれている時です。アルコール、たばこ、香水、そして武器は言われなくてもわかるレベルだと思いますが、実は「薬」もまた非常に規制の厳しい禁制品として扱われます。
日本の薬局などで普通に買える風邪薬、日常的に使う目薬も「薬」です。そのため、日本では簡単に手に入るからスウェーデンでも大丈夫だろうと思い荷物に入れて、かつ郵送物の中身に堂々と「目薬(eye medicine)」や「風邪薬(Cold medicine)」なんて書いたら、税関職員に即座に返送処理されてしまう可能性が高いです。
解決策
海外に郵便物を郵送する際には必ず郵送先の国の禁制品について確認しましょう。詳細については日本の郵便株式会社のホームページで説明しているので、ご参照ください。
特に以下の品は問題ないと勘違いしやすい品です。
- アルコール
- 植物や種
- 冷蔵や冷凍の生もの
- 薬
- 動物性原料が含まれる食品
- 動物性原料については2021年4月21日に施行されたEUの法律により、非常に厳しい動物性原料の規制が始まっています。すでにお気づきかもしれませんが、この法案によりストックホルムの日本食材店から消えた食材もあります。詳しくはこちらをご参照ください。
荷物の中身を証明するためにレシートを求められる。
海外に懐かしい日本の物を届けてあげたい気持ちはとても喜ばれますが、あれもこれもと入れていると、何を入れたかわからなくなり、いざ発送する時に求められる内容物についつい適当に書いたりしてしまうのはよくあることだと思います。
しかし、税関職員にとっては記載されている内容物と実際の郵送物が合っているのかはある意味最大の関心事ではないでしょうか?
昨今のスウェーデンの郵政事業を運営するPostnordからの指摘で最も多いと言われるのがこの内容物の再確認です。筆者も経験がありますが、郵便物の内容が合っているか詳細を記載して説明せよと要求されることがあります。
状況によっては、郵送物の個数と重さだけでなく、それぞれの購入時のレシートまで提示しなければいけないこともあります。
差出人でもないのに、郵送物の詳細がレシートなんてあるわけないじゃんっと突っ込みたくもなりますが、残念ながらそんなことを言ってもPostnordは聞いてくれません。ただただ同じ手紙で催促してきて、最悪荷物は日本へと強制返送されてしまいます。
解決策
差出人に郵便物の詳細を聞くのは1番ですが、わざわざ忙しい中買い物をして梱包をしてくれた親族や友人に細かなことを聞くのはちょっと心苦しいと思われる方も多いと思います。
そんな時は親族や友人が荷物を梱包をする前に入れるものを写真に撮って送ってもらいましょう。手元に届いた時のサプライズは少々半減しますが、万が一Postnordから内容物の指摘が来たとしても、内容物の写真さえあれば、具体的に自分で書くことができます。
レシートについては…残念ながら解決策はやはり実物のレシートを提示するしかなさそうです。ただ、日本語のレシートをスウェーデン人が理解できるのかはかなり怪しいです。
日本からスウェーデンへの実際の所要時間
参考になるかわかりませんが、実際に日本からスウェーデンまで荷物をEMSと船便で送った際の所要時間をまとめてみました。
国際スピード郵便(EMS)
急に必要な物があったのでEMSで郵送してもらった際の例です。
- 所用期間:22日
- 発送日:2021年2月1日(東京から)
- 到着日:2021年2月23日
- 備考
- 航空便にも関わらず約3週間かかりました。コロナ禍で航空便が激減していることが影響していると思います。
船便
最近の日本からの船便の2例です。
- 所用期間:30日
- 発送日:2020年9 月28 日(東京から)
- 到着日:2020年10月27日
- 備考
- 手紙で内容物の確認依頼があり、指定されたホームページ上で内容物の説明を回答したところ、無事に自宅まで配送してくれました。
- 所用期間:107日
- 発送日:2020年9 月30日(地方から)
- 到着日:2021年1月12日
- 備考
- 地方からの発送、そしてクリスマスシーズンということもあったからでしょうか、もう届かないのかと思うほど時間がかかりました。
- ただPostnordからの指摘は一切ありませんでした。
実経験のアドバイス
最後は今までに説明をしたVAT(付加価値税)の回避策も含めた基本と秘密のアドバイスです。
基本編
すでにスウェーデン在住者であれば、当たり前と思われるアドバイスも含まれますが、日本の親族や友人が荷物を送ってくれる際の参考になれば幸いです。
- 梱包編
- 包装紙は極力剥ぎ取る。
- 液体系の入れ物はガラスではなくプラスチック。
- 丈夫な段ボールを選ぶ。
- 内容物は個別もしくは全体で丈夫なビニール袋に入れる。
- 内容物は事前に写真撮影しておく。
- 発送編
- 税関告知書には「Gift(贈物)」を必ずチェック。
- 内容物を記載は適度にまとめて書く。
- 郵送物の価値(Value)については正確に書く。できればVAT(付加価値税)の納税義務のない価格に抑える。
秘密編
「秘密」なんて書くと何か怪しい雰囲気、もしくは違法なことではと怪しまれるかと思いますが、あくまでも自己責任で読んでください。
- 郵送物の価値(Value)は誰が決めるのか?
- 郵送物の価値を記載する際に誰しもが疑問に思うのは、価値って購入価格のこと?ではないでしょうか?この「価値」はもちろん開封されていなければ購入額が妥当だとは思いますが、開封されていればもう新品ではありません。その場合には妥当な「市場価値」を記載すれば問題ありません。あとは…妥当な「市場価値」はいくらなのかを判断するのはあなた次第です。
- 複数受取人でVAT(付加価値税)回避
- VAT(付加価値税)が課税されるのはGift(贈物)であっても500kr以内でなければいけないことはすでに説明しましたが、どうもこの金額は1人に対しての金額のようなんです。つまり、受取人が2人なら500kr×2=1000krまで許容されるらしいのです。
- 「らしい」と書いた理由は、筆者は実際には試したことがないためですが、友人がこの方法で日本の通販サイトから買い物をして、VAT(付加価値税)を回避したと聞いています。眉唾物かもしれませんが、もし試す勇気があればぜひ!
- ただし、受取人を複数にした場合には、受取人全員が一緒に受け取らなければいけないと勘違いされる可能性があるので、ご注意ください。
まとめ
北欧スウェーデンへの海外発送まとめはいかがでしたでしょうか?日本国内なら何気なく送っていた物が国を跨ることで色々と気を付けないといけないことがあることがお分かり頂けたかと思います。
せっかく高いお金を払って送ってもらう荷物ですから、ちょっと面倒かもしれませんが、差出人ときちんと理解をしたうえで、懐かしい日本の品々を送ってもらいましょう。
参考リンク
- PostnordのVAT:https://www.postnord.se/en/receiving/collect/from-another-country
- スウェーデン税関ホームページ:https://www.tullverket.se/en/private/sendingorreceivingagift/receivingagiftfromacountryoutsidetheeu.4.311bf4f016e69d6ea0da91.html#:~:text=A%20flat%20rate%20duty%20of,charged%20by%20the%20transport%20company
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コメント
初めまして。とても参考になりました。
残念ですが、2021年7月1日よりVAT(付加価値税)の支払いが500kr以上に変更になったようです。
まんまさん、コメントありがとうございます!ご指摘の通り7月1日からVATの支払いが変わりましたね。ブログも更新させて頂きました。
はじめまして!情報まとまってて助かります。
Postnordを介さずに、DHLやfedexだとvatが発生しないという噂を聞いたのですが、何かご存知でしょうか?もちろん額によって関税はかかるようです。
こんにちは、ばじさん
ご質問ありがとうございます!残念ながらFedexは受け取ったことがないためわかりかねますが、DHLはVATが発生していることは確かです。と言っても品目にもよるようです。パッパの場合には、子供のため日本から毎月通信教育の教材を受け取っていますが、昨年のVAT変更に伴い課税対象となり毎回支払わなければいけない状況です。ちなみに、昨年のVATルールの変更に伴い、送付する企業が事前にVATを支払うIOSSというサービスがあり、これを使えば会社はVATを事前に含めた上で送料を請求してくることもあるかと思います。
個人的な経験でしか回答できず申し訳ありませんが、お役に立てば幸いです。
パッパ
なるほど、ioss等勉強になります。こないだAmazon.jpから送料だけで買えたのも合点がいきました。ありがとうございました!
はじめまして!今夏からスウェーデンの大学院に留学する者です。いつも貴重すぎる情報をわかりやすくまとめてくださり本当に本当に助かっております。ありがとうございます!!
留学にあたり、スーツケースに入りきらないもの、特に防寒着などの洋服を日本から別送品として郵送したいのですが、本人が本人宛に自分の着古した服や持ち物を送る場合も、この付加価値税の対象となってしまうのでしょうか。
もしご存知でしたら、お手すきの際にご返信いただけますと幸いです。実はスウェーデンはおろか北欧を訪れたことがなく、満足に防寒対策ができるのだろうか、などと不安でいっぱいです。どうかお助けください。何卒よろしくお願いいたします。
Meowさん
こんにちは、ホームページを閲覧いただき、かつとても嬉しい感想、心から嬉しいです!そして、返信が遅くなりごめんなさい。
夏と書かれていたので、すでにスウェーデンに渡航された後かもしれませんが…私の理解では、送り主も受け取りの両方が自分であっても課税対象だと思われます。基本的にVATはEUに持ち込まれるモノに対して課税しているので、送り主と受取人がどのような関係で誰なのかは課税の要件で見たことがないからです。もちろん、ギフト指定にして課税対象以下であればVATは回避できるかと思います。
初めての北欧スウェーデン留学はドキドキでしょうね。冬の寒さは確かに厳しいものがありますが、防寒着はこちらでも売っていますし、日本よりも効果的だと思いますから、現地で購入するのも一つの選択肢だと思いますよ。とはいえ、今は冬のことは考えないでスウェーデンの夏を存分に楽しんでください!
パッパ