【保存版】スウェーデン住宅情報完全まとめ⑥パッパアドバイスとQ&A編

スポンサーリンク
海外移住

【保存版】スウェーデン住宅情報完全まとめ⑥パッパアドバイスとQ&A編

スポンサーリンク

はじめに

スウェーデン住宅情報完全まとめ第5弾売却編では、スウェーデンの住宅売却について紹介しました。最終編の本記事では、パッパの主観ではありますが、住宅に関するアドバイス、そして今までに相談された質問と回答をまとめてみましたので、参考になれば幸いです。

パッパが思う住宅決める際の大事なチェックポイント

ここでは、パッパの主観ではありますが、自分に関する住居を決める際の重要なポイントを説明します。

  • 街中か郊外か?
    • ストックホルムの都市部は賃料も買うにしても高いです。これは基本的にそれぞれ個人の資金力によって左右されると思います。家族がいない独身者の場合には、街中のほうが断然便利ですし、お子さんのいる家族であればある程度郊外のほうが価格だけでなく、自然と静かな環境を得られます

 

  • 子供の教育方針と住宅の場所
    • スウェーデンは子供の義務教育および教育現場(学校)の管理・運営がCommuneに任せられています。そのため、住む場所によって通学できる学校も限定されます。
    • スウェーデン語が中心の教育方針であればどこでも問題ありませんが、もしInternationalな英語教育を目指している場合には、自分が住む場所に該当する学校があるか確認しましょう
    • 異なるCommuneの学校に行くことも可能(別途申請が必要)ですが、正直非常に敷居が高いため、特にInternationalな英語教育を行う学校にお子さんを通わせたいのであれば、ストックホルム市内がおすすめです。

 

  • 治安と安全性
    • キラキラしたイメージの北欧スウェーデンですが、残念ながら犯罪件数は日本の数10倍です。麻薬も銃の発砲事件も性犯罪も日本より数段上です。そのため、住みたいと思った地域の治安や安全性については、Communeのホームページや友人・知人から意見を聞いて慎重に決めましょう。
    • パッパは以前にある地域に住もうかと検討した際、スウェーデン人の友人から言われたアドバイスは「住みたい場所は朝や夜など色々と違う時間帯に歩くのがいいと」言われました。実際にパッパがその購入を検討している場所を夜訪れたところ…燃えたバイクが転がっており、すぐにその地域は選択肢から消えました。

 

  • 階数は2階以上
    • これも治安に関連してですが、空き巣被害はスウェーデンでも頻繁に起きます。特に1階と2階は狙われやすいのは当たり前ですので、パッパは個人的に選択外としています。
    • もちろん、まったくダメというわけではありませんが、1階もしくは2階の場合にはホームセキュリティは必須だと思います。

 

  • 集合住宅の財政状態は大事
    • 集合住宅の購入に興味のある方は、その集合住宅の財政状況をチェックすることをお勧めします
    • 毎年の財政レポートはインターネットもしくは管理組合に連絡すれば手に入ります。大規模修繕がいつあったのか?集合住宅として赤字になっていないか?何か他に収入はあるのか?など色々な情報が手に取るようにわかります。
    • 特に財政難の集合住宅は毎月の管理費が高額になる傾向があるので、管理費が高い場合にはチェックすべきだと思います。

 

  • 住居の方角
    • 日本では南向きが断然人気ですが、パッパの主観ではスウェーデンは西好きが多いような気がします。夏のスウェーデンは日が長く、ゆったりと太陽を感じながら夕食を楽しみむなら西向きなんです。
    • 住む際の好きな方角は個人差があるので西でも南でもよいのですが、その方角によっていつか売却する際には値段に差が出ることを覚えておくと良いでしょう。

 

  • 入居日
    • 賃貸にしても購入しても、内覧までしてるんだからすぐ入居できると思ったら大間違いです。特にスウェーデンの売買物件の場合には、内覧&オークションを終えた後に売り主のオーナーが自分の新しい家を探し始めるなんて人もいるため、長ければ6カ月待ってねなんてこともあり得ます。
    • 可能であれば内覧時に入居がいつごろまでに可能なのか?そして、その確実性も確認しておくことをお勧めします。

 

今までにパッパが回答したQ&A集

最後はパッパが今までに個別に色々質問を受けた内容を覚えている限りまとめてみました。もちろん、パッパの主観での回答ですので、必ず正解(保証)であるというわけではありませんので、悪しからず。

 

Q: バスタブ付きの住宅がいいけど、ありますか?

A: あります。が、基本はシャワー文化なのでバスタブが付いた住居は多くはありません。

 

Q: 冷蔵庫と洗濯機&乾燥機は買わなくちゃいけないの?

A: 住宅次第ですが、基本は冷蔵庫、乾燥機、洗濯機は家とセットです。集合住宅の場合には、共同の洗濯用の部屋があり、大型の洗濯機&乾燥機が備え付けられていることがあります。

 

Q: スウェーデンで住宅を探してますが、どの地域が良いのか悪いのかわかりません。おすすめはありますか?

A: 住む場所はご本人とご家族の事情によって何が良いのか異なるので回答は難しいです。が、治安であればCommuneのホームページに犯罪件数など統計値が公表されているので確認してみましょう。あとは、インターネットだけに頼るのではなく、実際に候補となる地域や駅に行ってみましょう。パッパ自身も家族と候補となる駅はすべて乗り降りして駅、そして周辺の雰囲気を直に感じて選びました。

 

Q: ストックホルムって賃貸少ないらしいけど、日本みたいに内覧して他と比べられるの?

A: もちろん色々と比較検討は個人の自由ですが、内覧した瞬間に決めるのが普通です。内覧して数日後にその物件が残っている可能性は日本よりもかなり低いです。

 

Q: スウェーデンに来てすぐでも住宅ローン組めるの?

A:住宅ローン申請はできますが、審査が通るかどうかは個人の収入と信用情報によります。残念ながらスウェーデンに来たばかりの場合には、この信用情報が皆無なので敬遠されがちなのは確かです。また、スウェーデンは共働きが普通のため、どちらかが専業主婦/夫の場合には融資額もかなり厳しいものとなります。

 

Q: パッパさんは住宅ローン組めたんですよね?何かコツありますか?

A:コツはありませんが、パッパ自身も当時自力でほぼスウェーデンで営業するすべての銀行に住宅ローン申請をしました、要は数撃ちゃ当たる作戦です。あとは、勤務する会社もしくは知人から銀行を紹介してもらうスウェーデン社会で最強の武器「コネ」を活用することをお勧めします。

 

Q: 渡航前に家を賃貸か購入して確保したいけど可能ですか?

A:どちらもほぼ間違いなくパーソナルナンバーを求められるので、ほぼ不可能だと思います。勤めている会社に手配してもらう、もしくは長期滞在用の宿泊施設を確保したほうがいいでしょう。

 

Q: 中古住宅を購入する際のオークションっていつ始まるの?

A:内覧最終日の夜もしくは翌日からが普通です。

 

Q: 中古住宅のオークションをしないで購入できないの?

A:できるかもしれません。これは住宅のオーナー次第です。ただ、売却のため売り主もそれ相当の投資(内覧の準備やパンフレットなどなど)をしているので、オークションで想定されるかなり高い値段を提示しないと売り主には魅力的には映らないと思います。

 

Q: 中古住宅のオークションで落札したら絶対に買わないといけないの?

A:いいえ、オークションで最高値で落札しても購入の義務はありません。ただし、最高値で落札しておいて、明確な理由なく購入しない場合には、色々文句言われるでしょう。最悪、同じ不動産業者のオークションには今後参加できないかもしれません。

 

Q: 中古住宅のオークションで残念ながら一歩及ばず2番目で終わってしまいました。やっぱりもう購入できないのでしょうか?

A:まれに最高値で落札した人が辞退することがあります。その場合には、不動産屋から連絡が来ることがあるので、可能性はゼロではありません。が、限りなくゼロに近いです。

 

Q:オークションに頭金の承認(lånelöfte)を証明する必要がないということは、知人などにお願いして価格を釣り上げることもできるでしょうか?

A:正直、できると思います。ただし、オークション終了後には売主にも買主にもオークション参加者の全氏名が開示されるので、そこで少なくともチェックはされるでしょう。が、しかしやっぱり意図的に価格を釣り上げることは可能だと思います。

 

Q: ストックホルムの賃貸は厳しいと聞きました、どういった点が具体的に厳しいですか?

A:なんと言っても競争率が高いことです。良い物件はすぐに借り手が見つかります。そして、個人オーナーの場合には、残念ながら個人オーナーの偏見も審査の一部なので、「外国人は嫌だ」などと歪な偏見をお持ちの方もいらっしゃいます。

 

Q:個人オーナーからの賃貸の場合、強制退去させられる可能性があると聞きましたが、どれぐらいの頻度でしょうか?

A:個人オーナー次第だと思います。単純にオーナーが知人に貸したいからとか値段が上がったから住宅自体を売却したいからとか、理由は様々です。パッパの同僚が独身時代には2年で5回引越しをしなければいけなかったそうです。

 

Q: どうせならスウェーデンの伝統的な家に住みたいんですが住めますか?

A:住めます。が、ストックホルム市内ではなく郊外で探されたほうがいいでしょう。

 

まとめ

「【保存版】スウェーデン住宅情報完全まとめ」はいかがでしたでしょうか?最初は自分の経験したこと、調べたこと、そして思ったことを書いていただけでしたが、最終的に6つの大量な記事になってしまいました。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

内容についてはパッパの個人的な主観、もしかすると勘違いもあるかもしれません。そのため、パッパ個人で何も保証はできません。基本的にはこの記事を100%信用して住宅の賃貸なり購入なり売却をするのではなく、ご自分で調べるきっかけになればと思い書きました

今はインターネットで時間と根気さえあれば、色々なことがわかってきます。自分の記事が参考になるのは本当に幸せですが、ぜひご自分で再度確認も兼ねて調べてみてください。

 

 

最後までパッパのブログを読んでいただきありがとうございました。パッパのブログは以下のブログランキングに参加しております。誰かに読んでいただいているという実感と次の記事への執筆意欲となりますので、ぜひクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ
にほんブログ村

 

海外移住生活
スポンサーリンク
パッパをフォローする
PAPPA BLOG

コメント