スウェーデンに春が来た!

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スウェーデンに春が来た!

はじめに

こんにちは、パッパです。日本出張などもあり、ブログを大変ご無沙汰しておりました。ごめんないさい。実は色々まだ書き溜めている記事はあるのですが、やはり季節を感じられるブログも書きたいと思い、今回はスウェーデンにも春がきたお話です。

春の訪れを表すヴァルボリ

ヴァルボリ(Valborg)とは?

ヴァルボリ(Valborg)と言われても、たぶんスウェーデンに住んだ経験がなければまったくわかりませんよね。ヴァルボリとは、パッパに言わせるなら「春の到来を祝う祭り」とでもいいましょうか、長い冬でそこら中にある散乱している枯れた木々を集めて、大きなかがり火を焚いてお祝いをします。

もっと知的にいうと、古代ケルトには春のお祭りが5月1日にあり、このお祭りの前夜4月30日が前夜祭ヴァルボリとしてお祝いされるようになったそうです。英語名ではWitches’ Night(魔女の夜)と呼ばれ、魔女に深く関係しているようなのですが、ドイツでは魔女自身がお祝いをしていたと言われ、スウェーデンでは反対に大きなかがり火を焚くことで魔女を追い出そうとしてるそうです。ヨーロッパとはいえ、国にそれぞれで色々な言い伝えがあることがわかります。

ちなみに、スウェーデン国王カール16世グスタフの誕生日が同じ4月30日であることが、よりヴァルボリを大きなお祝い行事にしていることは言うまでもありません。

スウェーデンのヴァルボリとは?

実はパッパもスウェーデンに移住するまでこのヴァルボリは知りませんでした。まだスウェーデンにきて間もないころ、たまたま話していた同僚にヴァルボリについて教えてもらうことができたので、せっかくだからそのお祭りに行ってみようと思ったわけです。ただ、このヴァルボリ、どこでもお祝いをするのが当たり前と思われているため、インターネットなどに具体的にいついつどこどこでやりますっという情報が見つけられませんでした。

では、スウェーデン人の同僚に聞けばわかるのかと言えば、彼らは一様に「大きな公園に行けばやってるよ」としか説明してくれません。というか、彼らもそれ以上は知らないようなのです。ならばと、近所のスウェーデン人に聞いてみましたが、やはり曖昧な答えしか返ってきません。何かとちゃんと情報を事前に確認して、予定を立てたい日本人気質のパッパには、理解できませんでしたが、きっとヴァルボリのお祭りはどこでも当たり前のようにやっているから、気の向くまま公園に行けば良いというのがスウェーデン人の気持ちの持ち方なのでしょう。

さて、ちょっとだけ話がそれましたが、スウェーデン人がどんな風にヴァルボリを祝っているのか見ていきましょう。

お祭りを楽しもう!

やはり王道はヴァルボリのメインである大きなかがり火が焚かれる大きな公園に行くことでしょう。ここで、どこの公園?と聞こうとする貴方、昔のパッパと同じで、大きな公園ならどこでもやっているよっとしか答えはもらえないので期待はしないでください。

大規模なヴァルボリになると、路面店なども開かれており、日本のお祭りとまでは言えませんが、子供たちもスウェーデンのお祭り気分を味わえて大満足でした。

こちらは、くじ引きです。1枚10kr(約120円)で、当たれば奥に見えるぬいぐるみがもらえるようでしたが、残念ながらくじ運はありませんでした。

こちらは、綿菓子でした。近所のおじさんが綿菓子だらけになって、一生懸命作ってくれていました。

さて、いよいよヴァルボリのメインイベントとなるかがり火の点火式です。地元の子供たち有志が国旗を先頭にして、手にたいまつを持って行進を始めます。

近所の男の子がドヤ顔でした(笑)

かがり火に火が付くと、あっという間に枯れ木に火が回りました。かがり火から結構距離がありそうに見えますが、ここからでも顔が熱くなるほどの火力があり、かなり迫力がありました。

ホームパーティーで楽しもう

大きな公園で大勢の人たちとヴァルボリを祝うのも楽しいけど、親しい友人や家族で楽しむのもヴァルボリです。ここ数年は、仲良くさせて頂いている家族と共にお祝いをしています。集合場所に向かう道すがら、ヴァルボリで閑散となったストリートに市庁舎の姿が美しいです。

公園での大きなかがり火とは比べようもありませんが、こうしても小さくてもかがり火があるとヴァルボリっぽくなります。

さて、美味しい食事と会話で十分楽しいヴァルボリを過ごせてしまうのですが、やはりメインデイッシュはヴァルボリらしく打ち上げ花火です。スウェーデンでも日本と同じように花火はお祝い時にはよく見かけますが、主にクリスマス、新年、そしてこのヴァルボリで個人的に購入した花火を打ち上げたりします。

そして、どうもこの花火が大好きな友人は毎年大枚をはたいて、とても個人の花火とは思えない花火を準備してくれます。今年のメインデイッシュ花火の名前は「プレデター」です!え、プレデター?綺麗な花火を打ち上げてくれる名前にまったく合っていない気がするのですが、箱を開けるとプレデターであることを理解しました。大きな花火の箱は約10キロの重量があり、4つの箱が組み合わさっています。1つの箱で36発の花火搭載されており、それが4箱あるということは、合計144発の花火が約1分かけて打ち上げられるそうです。

案の定、この花火すごかったです。さながら花火大会会場の真下にいるのではないかと思うくらい、大迫力の光と音、そして沢山の花火の燃えカスに、全家族が慌てふためいたのは言うまでもありません。幸いにも誰も火傷をするようなことはありませんでしたが、日本の花火の常識を超えた大型花火に今年も春のお祝いがしっかりできたと確信しました。

ストックホルムの市庁舎から眺める対岸のセーデルマルムの明かり。

桜祭り

ストックホルムのもう一つの春のイベントといえば、ストックホルム日本人会などが主催する王立公園(Kungsträdgården )での桜祭りです。

この桜祭りは、日本の文化発信も兼ねたイベントで、毎年ここ王立公園で開かれています。今年は着物の発祥と言われる十二単をメインとした着物ショーや、尺八&箏のコンサート、そして日本の雑貨、日本食材のお弁当などもを売り出されており、さながら日本のお祭りのような雰囲気でした。

今年は残念ながら少しだけ桜祭りよりも桜の満開が早かったためか、当日祭り会場に着いた際にはすでに葉桜になっていて、時折吹く突風で桜吹雪になっていました。が、下を見ると綺麗な桜の花びらの絨毯が出来上がっており、これはこれで目を楽しませてくれました。

最後は日本人有志によるよさこいソーラン節にオフィシャルアンバサダーのハローキティや一般の方々も飛び入り参加して、フィナーレの踊りを披露していました。

まとめ

スウェーデンに春が来た!いかがでしたでしょうか?寒くて暗いスウェーデンの冬が終わりを告げると、誰もがウキウキして自然と笑顔になっていきます。ヴァルボリも桜祭りも、そんな笑顔が溢れる季節の風物詩の一つです。

 

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