平凡なヨーテボリ出張【写真付き】

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平凡なヨーテボリ出張

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はじめに

こんにちは、パッパです。ストックホルムで仕事をしていると、たまにヨーテボリ出張が発生します。今回は平凡なスウェーデンの国内出張についてです。

ヨーテボリとは?

ヨーテボリ(Göteborg)はスウェーデン第2の都市で、人口は約52万人です。ストックホルムが東側でバルト海に面しているのと逆で、西側で北海に面しており、規模は小さいながらも遊園地などもある、暮らしやすい街と言われています。ちなみに、ヨーテボリに行くと言うと、必ずシーフードが美味しいよっと言われますが、その感想は個々の好みにもよるのであえてパッパはノーコメントとします。

移動方法は?

ストックホルムからヨーテボリは約500キロ離れています。日本なら東京から大阪ぐらいでしょうか。日本の場合には、新幹線もしくは飛行機となりますが、ここスウェーデンでも同じように飛行機もしくは高速鉄道を選ぶことができます。

飛行機であれば小1時間程度でヨーテボリのランドヴェッテル空港に着くことはできるのですが、空港までの移動時間、手荷物検査、待ち時間、そして到着した空港から市内までの移動を考慮して、高速鉄道を選びました。

スウェーデンの高速鉄道

ストックホルムからヨーテボリはスウェーデンの中でも最も需要の高い路線となります。そのため、国鉄SJ以外にもMTR Express社も高速鉄道を運行しています。運行数からすると、国鉄のSJのほうが本数は多いのですが、パッパの主観ではMTR Expressのほうが比較的新しい車両と良いサービスを提供しているので、大概MTR Expressを選んでいます

ちなみに、国鉄のSJとMTR Express社はもちろん別会社ですので、それぞれの予約サイトがありますが、両方の運行時間から自分に最も適した電車を選ぶためにも、まとめサイトでまずはチェックすると良いでしょう。ただ、パッパは出張のため手配自体は会社の専門部署が請け負っています。

  • SJ:https://www.sj.se/en/home.html#/
  • MTR Express:https://mtrexpress.travel/sv
  • 両社を両方検索可能なまとめサイト:https://www.omio.com/

MTR ExpressのFirst Classとは?

今回は出張ということもあり、MTR ExpressのFirst Classを予約しました。往復料金で1272kr(日本円で約16000円)です。First Classというと飛行機のFirst Classを連想される方もいるかと思われますが、そこまでFirstではないと思いますが、まずは写真などご覧ください。

MTR Expressの先頭車両の写真です。MTR Expressは赤を基調とした車両を運行しています。車両も目新しい感じがいいです。

First Class車両の全体です。席は真ん中に通路があり、両側に2席ずつあります。奥は貸切ることで個室としても使えるFirst Classの中のFirst Roomといった感じですが、実際には個別の乗客が座るただの個室といった感じで、反対に窮屈に感じてしまいました。

日本人のパッパには十分な広さの席です。席により向かい合い座れるテーブル付きの席もあります。各座席の頭の近くにあるニョロと出ているのは手元ライトです。そして、前には折り畳み式のテーブルがあります。

MTR ExpressのFirst Classでは、時間帯に応じて軽食が提供されます。これがパッパがMTR Expressを選んだ理由ではありますが、スウェーデン定番のオープンサンドウィッチとヨーグルト、そしてフルーツなどです。もちろん、朝食の提供と共にコーヒーもしくは紅茶も選べます。

高速鉄道の苦手なところ

座席が完全固定

MTR Expressの車内の写真を見て頂いた際に各席に違和感を持たれた方もいたかと思いますが、実はスウェーデンの高速鉄道の座席って前後の向きを変えることができません。
日本の新幹線は始発駅で清掃される方がわざわざ進行方向にクルっと向きを変えてくれる気配りまでしてくれるのと違い、こちらの座席の向きは完全に固定であるために、座席によっては進行方法と逆の向きで座らなければいけないため、妙な違和感を覚えます。
今回は一緒にスウェーデン人の同僚もいたため、予約した席は無視して、同僚に進行方向の席を譲ってもらい事なきを得ました。

車両が思った以上に傾く

スウェーデンは高い山は少ないものの、沢山の湖が存在します。そして、その特殊な地形に線路を引いたため、沢山のカーブがあります。そんなカーブの多い路線で早い速度で電車を運行するには、特殊な車両が必要となり、これを車体傾斜車両と呼びます。

一見なんともないことだと思われるかもしれませんが、以外にもこれが思った以上に傾きます。国鉄SJが保有するX2000という車両の場合には、最大で6.5度傾くことが可能で、この傾きにより高速鉄道用に新線を建設することなく、既存の在来線で時速200キロを可能として、最高速度は時速250キロとなります。

そんなわけで、パッパが初めてスウェーデンの高速鉄道に乗ったのは家族でのヨーテボリ旅行の際ですが、運悪く進行方向と反対向きでかつ想像以上に傾くため、かなり電車酔いをしてしまったのは今となっては良い思い出です。

その後

今回は旅行ではなく、出張ですので、もちろん高速列車に揺られること約3時間でヨーテボリに到着、タクシーで仕事場に向かいそのまま目的であった会議を行いました。

この出張は1泊2日の出張でしたので、ヨーテボリの駅前すぐ近くにあるRadisson Blue Scandinavia Hotelに宿泊しました。残念ながらホテルの写真はありませんが、スウェーデンでの出張や旅行ではよくRadissonを使用します。可もなく不可もなく、良いホテルでしょう。

翌日は朝からまた予定されていた会議に参加して、会議終了と同時にまたMTR Expressに飛び乗って3時間かけてストックホルムに帰りました。ちなみに、帰りの便は16:05発、19:11着の電車でしたが、ここでも夕食として軽食が提供されました。

まとめ

スウェーデンでサラリーマンするパッパの平凡なヨーテボリ出張はいかがでしたでしょうか?タイトル通り平凡のため、大した内容ではなかったと思いますが、スウェーデンで高速列車に乗る機会がある方は、必ず席の向きと乗り物酔いが心配な方は酔い止めを持参することを強くお勧めします。

 

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