【保存版】スウェーデン住宅情報完全まとめ①色々な住宅編
はじめに
こんにちは、パッパです。スウェーデンの住宅については何度かTwitterでも呟いて大事な情報など発信してきましたが、正直スウェーデンに移住して2度の住宅購入と1度の売却経験はTwitterには書ききれないので、今回パッパが経験して知識としてあるすべての情報を記事にしてみました。
お伝えしたい情報を書き出してみるとどんどん記事が増えていってしまい、とても1つの記事でお伝え出来ないとわかったため、このスウェーデン住宅情報完全まとめは全部で6つの記事にしました。まだ執筆中の記事もありますので、順次公開していきたいと思います。
今回は第1弾の色々なスウェーデンの住宅編です。若干の主観があるかとは思いますが、これからスウェーデンに短期・長期で移り住む方、すでにスウェーデンにいて新たな住宅が欲しいけれど、どうすればいいのかわからない方々のお役に立てば幸いです。
住宅の種類
スウェーデンに移り住む上で最も欠かせないのはやっぱり住む場所ですよね。スウェーデンにも様々な住宅があります。集合住宅から一戸建てまで色々ありますが、スウェーデンならではの住宅もありますから、まずは見ていきましょう。
集合住宅
スウェーデン語でLägenhet(レーゲンヘット)、言わずと知れた日本でいうマンションです。スウェーデンにもたくさんの集合住宅があります。
特に都心部にはたくさんの集合住宅があり、ヨーロッパ調の素敵な住宅から郊外の若干無機質な集合住宅まで様々です。
写真のように街の中心の集合住宅であれば、近所にベーカリーショップやスーパーマーケットも隣接しているので、日々の生活がとっても楽しくなります。
ちなみに、都心部の集合住宅にはほぼ必ずと言っていいほど内側に中庭があります。住人のみが伝えるスペースとして、パーティーをしたり憩いの場となっています。
一歩中庭に入ると街の喧騒を忘れてしまうほど静かです。写真はスウェーデンの春の訪れを伝えるvalborg(ヴァルボォリ)の一枚です。自宅の裏庭で小さな焚火をしてお祝いをしました。
こちらはクングスホルメンのメーラレン湖の目の前に立つ集合住宅です。窓からは湖が一望できて、ストックホルム市内の中でも特に人気の高い立地です。
こちらはストックホルム中心街だけど目の前には公園のあるとっても立地に恵まれた集合住宅です。各部屋のバルコニーもかなりおしゃれでいいですよね。
まるで小公女セーラのような貴族が住んでいるような佇まいです。
地震がほぼ皆無のスウェーデンではだいぶ昔に作られた集合住宅でも形をそのままに使われていますが、もちろん新しい集合住宅も建築されています。
新しいモダンな集合住宅は日本のマンションに近いイメージがあります。
戸建て住宅
スウェーデンでも住宅に関しては集合住宅以外となるとやはり戸建てになりますが、スウェーデンではこの戸建てにいくつか種類があります。それぞれ写真と共に見ていきましょう
Radhus
Radhus(ロードフス)は、英語ではRow houseもしくはTown houseと呼ばれます。
写真は3階建てですが、平屋でも2階建てでも住宅と住宅が複数くっついて建てられているのが特徴です。
通常のRadhusは庭付きの物件が普通ですが、近年は庭無しの都市型Radhusもちらほら見かけるようになりました。写真もまさに庭はありませんが、その代わり3階にテラスがあります。
こちらもRadhusですが、ほぼ一戸建ての大きさです。庭もあり、テラスもある贅沢な作りです。
Parhus
こちらはParhus(パールフス)もまた英語でRow houseもしくはTown houseと呼ばれます、というか正確な英語名はパッパの知る限り知りません。が、Radhusとの唯一の違いは2軒のみが隣り合った住宅ということです。
Radhusよりも隣に合わさる住宅が少ないので、近所の騒音に悩まされる可能性は少ないのが良い点です。
一戸建て
日本でも同様の夢のマイホームはスウェーデンでも同じです。特にストックホルムなど都心や人気の地域で一戸建てを買おうと思うと…そりゃそれなりのお金が必要なります。
こちらは、スウェーデンの伝統的な赤い壁の一戸建てです。夏の青い空や冬の雪の中でとても映える色ですよね。
このスウェーデンの伝統的な赤い壁は弁柄(ベンガラ)という酸化第二鉄を主成分とした天然鉱石の色なんです。昔スウェーデンは銅山で栄えた背景があり、きっとこの鉱石もいっぱい取れたのでしょう。
ちなみに、いっぱい鉱石が取れたから家に塗りたくったわけではなく、実はベンガラを木材に擦り込むことによって、木材の防腐性や耐久性を強化することができたからです。先人の知恵は素晴らしいですね。
こちらは緑を基調にした一戸建てです。日本だったらもう民宿とかやっていてもおかしくない大きさの家ですが、個人宅です。
こちらも昔からあるスウェーデンの典型的な一戸建てです。地元のスウェーデン人から聞いた話によると、手前と奥の家は元々は同じ形だったそうです。
手前の家は家を大きくするために増改築して、2階にテラスと1階にはガラスで囲まれた部屋を作ったようですね。
こんな感じでスウェーデンでは昔に建てられた家を大切に、そして必要に応じて増築や内装をリフォームして住んでいます。
まとめ
スウェーデンの様々な住宅編はいかがでしたか?基本的にほとんどの住宅がだいぶ昔に建てられているのでいかにもヨーロッパ風というか北欧を感じさせてくれます。
今回はスウェーデンに存在する住宅を理解できたと思うので、次はより深い賃貸編へと続きます。
スウェーデンにはどんな賃貸住宅があって、どんな風に借りれるのか?日本みたいに不動産屋に行けばいいの?家賃はいくらぐらいなんだろ?日本とは違うからなんか思わぬ落とし穴とかない?などなど色々な疑問や不安にお答えできるかと思います。
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