外資系企業 入社実体験 その2

外資系企業
cmp3.14.14.72670860q4 0xad6b4f35

外資系企業 入社実体験 その2

はじめに

  • こんにちは、パッパです。ストックホルムはまだまだ冬真っ盛りな状況ですが、少しずつ太陽が見れる時間=日照時間が長くなっていることは本当に喜ばしいことですね。
  • 入社実体験その2は、東京にある北欧IT会社です。パッパが米国IT会社から転職した2社目となります。IT業界としては同一と言えば同一なのですが、ちょっとだけ業種がずれています。1社目の米国IT会社で約8年の経験を積んだパッパが北欧IT会社でどのような入社体験をしたのか、お楽しみください。
  • なお、これはあくまでもパッパ個人の経験と見解であり、会社名を伏せているとはいえ、すべての外資系・IT会社が同様とは限りませんので、その点はあしからず。

ちなみに、パッパの詳細な経歴はこちらをご覧ください。

外資系×中途採用=超即戦力

とても短いオリエンテーション

  • サブタイトルの通り、外資系の中途採用は非常に即戦力を期待しています。だからこそ、比較的高給が支払われるわけですし、会社も「指示待ち」をする人材ではなく、自主的に動く「即戦力」を求めます。パッパの場合も同じく、入社後には一応簡単なオリエンテーションはあったものの、約1週間語には業務開始でした。
  • オリエンテーションでは、最低限の北欧IT企業の歴史、主だった製品の概要でした。英語や漢字のテストはまったくなく、北欧IT会社の一員となるための最低限の情報を授与してもらったのみでした。
  • 配属されたのは会社の中でも営業よりの技術集団です。パッパはすでに前職でエンジニアからプロジェクトマネージャーまでの経験があったため、ある意味一番大変な部署へ配属されました。もちろん、パッパ自身も望んでこの部署への配属を希望したからです。ちなみに、この部署は営業よりであるために、「営業」としての”喋り”にプラスして「技術者」としての”業界・製品知識”が必須となります。どっちかだけでは成り立たないポジションであるがため、非常に期待値も高くあの当時のパッパは自分で希望はしていたものの、戦々恐々としていました。

試用期間中に壇上へ

  • 配属された先では、一般の業務を始めながらも、その当時は北欧IT会社が大きなプロモーションの準備をちょうど始める時期でした。そのプロモーションは本社も巻き込んだかなり大規模なモノだったため、幕張でのIT系のイベント会場だけでなく、単独で青山のこじゃれた通り沿いのスタジオを貸切ったうえで、関係者を大勢呼び寄せいて大々的なプロモーションやデモンストレーションをする企画でした。
  • 入社間もないパッパでしたが、中途採用で存在感を示すためにも当然お手伝いをしようと思っていましたが、何をどう勘違いされたのか、パッパはその青山でのデモンストレーション会場での1部プレセンター(発表者)に抜擢されてしまいました。
  • 当時パッパは入社数2か月そこら、頭の中ではなぜ会社代表で壇上に登るのか?聴衆はパッパのことをこの会社で長く務めてきたベテランだと思われていたでしょう。だけど、違いました。正直、あの当時は一夜漬けで覚えた製品仕様や業界、プレゼンテーションの内容をただただ暗記して、さも自分の言葉のように喋っていました。色々と危ない状況もありました、特に質問された際には、ただ結果から申し上げると、プレゼンテーションもデモンストレーションも非常に上手くいき、ちょうどイベントの最終日に直属の上司から試用期間の終了と本採用の書類をもらったのは今でも覚えています。

OJTとは?

  • OJTって聞かれたことはありますでしょうか?OJTはOn the Job Trainingの略であり、日本語的には現任訓練と言われそうです。要は現場で実務をさせながら職業教育を行うことであり、OJTではパッパが生徒であり、先輩がTutor(教育係)として個人指導をしてくれました。
  • パッパが転職した会社では、オリエンテーションが簡素化している代わりに、このOJTで新入社員がそれぞれの部署やポジションにあった実務の細かな助言をしてもらいます。パッパの教育係となった先輩は当時40代中堅社員、会社に10年勤務しており、当時のパッパには会社のすべてを熟知しているとても心強い味方でした。
  • ただし、OJT自体は定められたコースがあるわけででもなく、教科書があるわけでもありません。実際のお客様相手の業務を行う上で助言をいただくだけですので、初めてのお客様へのご挨拶や技術的な説明、事前に抑えておくべき内容など、事前にやっておくべきこと、常時注意しなければいけないことなど多義にわたり非常に有益な助言を頂いたのを今でも覚えています。

新参者への洗礼

見知らぬものは無関心

  • 配属後は前章のイベント企画と同時に複数の新規案件を受け持ったパッパでした。が、しかし中途採用とはいえ新参者、まずは周りのコミュニケーションを図らなければいけませんでした。特に配属された部署としてポジションは、会社内の複数の部署と協業することで成り立つ業務であったため、部署内に限らず別部署、製品仕様に関しては海外の開発拠点ともお付き合いしなければならないため、入社当時は”見知らぬもの”から”知られる人”になることに大変苦労しました。
  • 少なくとも部署内では”新入社員”として紹介されているからこそ、同僚や先輩方に認知してもらうことは容易でしたが、他部署は仕事の接点でもできない限りなかなか話す機会もなく、相手側も他部署の新入社員に関心があるわけではないので、ちょっとしたことを聞きたくても、なかなか踏み切れず、何かを聞いた際には冷たくあしらわれたりと冷遇をされたこともありました。
  • ちなみに、”見知らぬもの”から”知られる人”なる一つの方法としては、諸先輩方のランチをお供することで、その先輩方の人脈そのまま自分に紐づけることができます。ランチは自分の好きなところに好きな時間に行きたいと思うからもしれませんが、入社間もないのであれば、ぜひ積極的にランチの群衆に混じることで自分の存在をアピールしましょう。

メールの返事は挨拶してから

  • ”見知らぬもの”から”知られる人”になる努力をする方法として、一番良いのはやはり直接挨拶することでしょう。ただ、現代ではメールという非常に都合のいいコミュニケーション方法もあり、このメールによるコミュニケーションを多用したがための失敗談もあります。
  • 担当していた案件の中で、隣の部署の意見が必要が発生したパッパ。距離にして20メートル程度でしょうか、ただとても忙しそうにされていたため、パッパはメールで丁寧に自分が新入社員であること、そして意見(情報)が必要であることを書いて送信しました。
  • メールを送付して1日、2日、3日目、まったく返信がきません。これはどういうことなのだろうっと不思議に思っている間にまた数日が過ぎました。もしかして、何か粗相でもしたのだろうか?それとも、とてつもなく忙しいのか?それにしても、今10メートル先で談笑しているし。悩みに悩んだパッパでしたが、返信をもらえないことにより、案件の進捗にも影響が出始めたため、パッパが意を決してその方のデスクに行きご挨拶しました。
パッパ
パッパ

初めまして、パッパといいます。XX月に入社してXX部署に所属しています。ちょっとお話よろしいでしょうか?

会社先輩
会社先輩

あ、あぁ、はい、初めまして。

パッパ
パッパ

あのぉ、実は数日前にXX案件に関して、問い合わせのメールを出したんですが、見て頂けたでしょうか?

会社先輩
会社先輩

えーっと、メール?あぁ、まだ見れてないですね。わかりました、あとで見ておきますね。

なんのことはない、本当にこれだけの会話でしたが、その数時間後にパッパは無事に情報を得ることはできました。すべての会社がこのような状況ではないかと思いますが、直接の挨拶がない”見知らぬ人”からのメールは感知されないのであろうと思い、つくづく転職した際の大変さに気づかされました。

公用語は英語、だけどどこまで?

  • パッパの「入社実体験 その1」を読まれた方はご存知かと思いますが、前職の米国IT会社は外資系ながらも英語はまったく使いませんでしたし、外国人も皆無の状態でした。が、ここでは公用語は英語です。転職前からそのことは重々承知はしていたものの、果たしてどの程度が英語なのだろうと興味津々でした。入社してわかったことは、外国人が出席する会議や会話のみ英語であること。社内外の資料等についてもほぼ英語でした。楽天のように日本人同士であっても英語であることはまったく強制されず、非常に柔軟で日本人同士は日本語で話せる点はよかったです。
  • ただ、パッパが入社した北欧IT会社は約半分が日本語を母国語としてない方々であったため、会議や廊下での立ち話であっても誰かしらか日本人以外が参加しているため、会社にいる間はほぼ英語を使い日々となりました。
  • ちなみに、日本にいながらも会社の業務中は英語漬けになると、同僚の日本人との会話が英語のままで、途中で「なんで俺たち英語でしゃべってるんだろ?笑」や帰宅時についついて家族に英語が出てしまったのは言うまでもありません。

まとめ

  • パッパの初転職における入社実体験いかがでしたでしょうか?転職ということもあり、即戦力として非常に高い期待をひしひしと感じつつも、OJTなどしっかりとしたサポートがあることがおわかりいただけましたでしょうか?
  • 転職をしたい際には皆”新参者”ですが、特に中途採用の多い外資系では新参者として色々と洗礼もありました。ですが、それも最初のうちです。ゆっくりと自分という人間を社内に売り込むことで、入社時には大変だったことも容易に行えるようになりますし、何より存在感を示すことにより、その力を求められるようになればもう大丈夫ですね。

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村


スウェーデン(海外生活・情報)ランキング

コメント