外資系企業 入社実体験 その1

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外資系企業 入社実体験 その1

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はじめに

こんにちは、パッパです。前回は小難しい「外資系」企業に関する情報発信をさせて頂きましたが、今回はよりパッパの経験を元にした外資系企業の入社時の体験を3社お伝えします。

ちなみに、パッパの詳細な経歴はこちらをご覧ください。

新卒入社なのに中途採用

海外大学での就職活動

まずは「その1」として、パッパが英国大学を卒業後に新卒として就職した米国IT会社についてです。パッパは英国大学の卒業前に一時帰国して、日本の東京で行われた帰国子女向けの就職フォーラムに参加しました。実は東京はその時が初めてでして、あの当時は本当に田舎者のお上りさん状態で新宿のNSビルを見上げたのを今でも覚えています。

帰国子女は中途採用扱い?

  • 英国の大学は7月末が年度末となるため、日本の米国IT企業への就職は8月でした。日本の大学を卒業されて、就職される方々は4月に大々的に新卒内定式や入社式、そして新卒者用の研修やオリエンテーションがあるのに対して、パッパの場合には何もありません。いえ、オリエンテーションと称した研修があったのですが、それはなぜか中途採用の方々との合同でした。
  • 8月入社の社員は全員で12名、30代から40代までの、あの当時のパッパには百戦錬磨のような見えた社会人の先輩方(すいません、今でも尊敬しております)を目の前に、パッパは唯一の新卒社員として、好奇の目で見られ、いじられたものです。

中途採用者とオリエンテーション

  • そんなわけで残念ながら、パッパは通常の新卒者用のオリエンテーションは経験がありませんが、本来であれば会社の歴史や企業価値、そしてビジネススキル、最後に業務スキルなどが組み込まれているはずです。しかし、パッパの場合には中途採用者と合同だったため、今から思うと色々なものが抜け落ちていたように思いますが、と同時に色々な普通では味わえない刺激と経験を先輩方に頂いたと思います。
  • 今でも強く覚えているのは、適当に製品を組み合わせてコストを算出し価格を設定したのちに、その製品を含めたサービスをいかに魅力的にプレゼンすることができるのかというロールプレイでした。新社会人のパッパが真面目に製品の選定と価格の計算をしていたところ、同じグループにいた先輩方から衝撃の命令が!

 

中途採用先輩
中途採用先輩

パッパ君、何してるの?

パッパ
パッパ

はい、製品と選定が終わったので、各製品の価格をまとめてます!

中途採用先輩
中途採用先輩

ほー、さっすが新卒はやる気あるね!じゃ、その製品全部50%にしてね。

パッパ
パッパ

えっ!?半額ですか?え、え、え、なんでですか?

中途採用先輩
中途採用先輩

んーやっぱり、80%OFFにしよう。

パッパ
パッパ

わっ、な・なんですか?どーして最初からそんなに値引いちゃうんですか?

  • こんな感じで経験豊富な先輩方は、ハードウエアの価格を最初から下げて、サービスやメンテナンスで付加価値の高い契約を取ることを指南して頂きました。当時、新社会人のパッパにはとても想像できないような値引き戦法に非常にびっくりしたのを覚えています。

外資系なのに英語と漢字テスト

  • この新卒者&中途採用者の合同オリエンテーションでは、試験つまりテストが何度かありました。もちろん、テストの結果によって内定が取り消されるなどということはなかったのですが、毎日のようにテストが出され、点数を公表されるのはあまり良い気分ではありませんでしたね。
  • 外資系ということもあり、もちろん英語のテストもありました。最終的にはオリエンテーション内でTOEICの試験を受けさせられたのを覚えていますが、当時TOEICの試験自体を知らなかったパッパが準備ゼロで受けた際の点数は850点程度だったと思います。英国大学を卒業しておいて、この点数で満足して良いのか悪いのか微妙なところですが、今では毎日英語を使ったお仕事をしているわけですから、結果オーライなのでしょう。
  • ちなみに、パッパが最も苦手だったのが漢字テストです。特に英国に4年いたパッパには漢字は読めても書く自信がまったくありませんでした。だって、日本語を書くということ自体ほとんどしていませんでしたからね。そんなわけで、漢字テストの結果はいつも散々だったことだけは良く覚えております。

意外な外資系企業の裏側

  • 無事に合同オリエンテーションを終えたパッパは、晴れて日々業務に励むサラリーマンとなりました。が、しかしパッパが期待していた「外資系」はそこにはありませんでした。なんと配属された部署は同僚はもちろんのこと、直属の上司から上の事業部長レベルでもすべて日本人だったのです。就職活動時には、頻繁に英会話&筆記能力について求められていたはずでしたが、まさに「蓋を開けてみたら」です。
  • これはちゃんと就職活動中に調べておかなかったパッパの失敗でもあったのですが、この米国IT会社は確かに名前も会社の株の投資家率にしても純純たる「外資系企業」だったのですが、社長をはじめ従業員はほぼ日本人という「外資系」でした。そのため、社内での公用語はもちろん日本語ですし、英語を使う機会はほぼ皆無に等しかったです。唯一英語が使えたのは、新製品などまだ翻訳されていない製品仕様などを解読する際にはパッパは大変重宝されました。
  • そんなわけで、パッパはここで約9年ほど英語とは無縁のIT業界のサラリーマンとして人生を歩んでいくこととなりました。

まとめ

  • 今回はパッパの新卒入社のオリエンテーションを中心に書かせて頂きました。海外の大学を卒業する場合には、通常の新入社員とは異なるタイミング(4月以外)で入社すること、そして新入社員でありながら、新入社員とは異なる経験が得られることをご理解頂けたでしょうか?
  • もちろん、配属後には4月入社の「同期」とも対面して、4月入社ではない新入社員として仲間入りすることができました。同時にオリエンテーションをご一緒させて頂いた「同期」の先輩方とも公私ともに仲良くして頂き、パッパの社会人として色々な意味で深い経験をさせて頂きました。

 

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