大雪の時には雪遊び、そして携帯紛失事件

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大雪の時には雪遊び、そして携帯盗難事件

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はじめに

こんにちは、パッパです。今日のストックホルムは昨晩からの大雪で、一面銀世界になっています。こんな日は無理をしてお出かけなんかしないで、近所を散歩したり、雪で遊ぶのが一番です。そんな普通で何でもない1日をご紹介します。

かまくら作り&携帯紛失!?

かまくら作りは基礎が大事

朝食を食べてすぐに子供たちと近所の公園へ。雪は30センチぐらいでしょうか。かなり積もっており、スキー場だったら大喜びなパウダースノーです。パッパの家の目の前には大きな森があるんですが、その森に向かって近所の人たちが散歩に出かける姿が見えました。

さて、パッパと子供たちは防寒対策をしっかりしたうえで、ソリとスコップで雪だるまを作ろうか、かまくらを作ろうか作戦会議です。パッパとしては、どうせなら作った後にも楽しめるかまくらが良かったので、子供たちも賛成してくれて早速作り始めました。

やっぱりかまくらとはいえ「家」なので、基礎はしっかり作らないといけません。まずはしっかりとかまくらを作る場所を踏み固めて、直径2メートルくらいの円形の場所を作ります。そして、業務用アイスの空箱を使って基礎となる雪のブロックを大量製造して、そのブロックを円の淵に合わせて置いていきます。

携帯電話がない!?

かまくら作りはただただこの作業を続けるだけなんですが、せっかくなので作業を少しずつ写真をとってブログに載せようと思っていたパッパでしたが、ふっとした瞬間携帯電話がポケットにないこと気付きます。あれれ?右のポケットも左のポケットもない!?ついさっき写真を撮っていたのに…実はパッパの腕時計はBluetoothで携帯電話とリンクしており、近くにあることは確実なんですが、音を鳴らしても聞こえないので、ちょっとしたパニック状態に。

その場を探しつつも、別の携帯から電話をすると呼び出し音は聞こえるのですが、もちろん誰も出ません。そして、無くした当たりでは音すら聞こえません。そんなことをしている間に、さっきまで腕時計と携帯電話でリンクしていたBluetoothがいつの間にか切れてしまいました。つまり、携帯電話がBluetoothが通信できる距離から離れてしまったか、もしくは携帯電話自体の電源が切れたためだと思われます。念のため携帯電話の位置情報を確認できるサービスをインターネットから行ったところ、やっぱりパッパの携帯の電源がOFFになっていることが判明!

もしかして、写真を撮った時にその場に落としてしまい、通りがかった人が盗んでいったのでは!?パッパの頭にとてつもない不安が過ります。案の定、先ほどのまで電話はかかる状態だったのに、今は呼び出しすらしません。これは、誰かが盗んで意図的に電源を切ったしまったとパッパは考えました。スウェーデンにおける携帯電話は個人情報の宝庫です。メールや写真はもちろんのこと、銀行や送金用のアプリ、数え切れないほどの日々の生活に欠かせない情報が入っており、パッパは一気に落ち込んでしまいました。

発掘作業

とはいえ、まだ雪の中にあるかもしれないという子供たちや妻のアドバイスを元に、再度公園に戻って真っ白な雪の中をただひたすらスコップでほじくりまくりました。かまくらの周りはすでにかなり踏み固まっていたので、かまくら作りよりも重労働です。せっかく作ったかまくらの一部も壊しながら探すこと約20分、カチッとスコップに当たる音が!そうです、なんとパッパの携帯電話が雪の中から顔を出したんです。「あったー」と叫んでしまったパッパですが、もう感謝感激、本当に安心しました。

一時は携帯電話の盗難まで疑って大騒ぎしていたため、その後心配してくれた子供たちと妻には頭が上がらず、ただただ平謝りしたのは言うまでもありません。そして、お詫びとして、お昼ご飯に大切に取ってあった名古屋名物味噌煮込みうどんを子供に取られてしまったのは今日一番の損失です。

本題のかまくら作り再開

さて、携帯紛失事件も収束したので、子供たちのご機嫌を取るためにもかまくら作り再開です。もちろん、まずは携帯電話を探すために一部破壊した基礎からやり直しだったのは言うまでもありませんが。

ちなみに、かまくらの英語の直訳はありませんが、エスキモーが作る雪や氷の家をIgloo(イグルー)と呼ぶことから、こちらでもみんなIglooと呼びます。このかまくら作りをしている最中、近所の知り合いや知らない通りがかった人々(さっきは疑ってごめんなさい)に「Nice Igloo!」なんてよく話しかけられました。いつもだと知らない人なら挨拶すらしないのに、雪の力なんでしょうか?北国の暗く寒い気候でも、真っ白な雪が降ると、人々の心を和ませてくれるのでしょう。

雪のブロックを作り、それを乗せ、そして隙間を雪で埋める作業を続けること3時間、さすがに子供たちに疲れの色が見えてきました。2月とはいえ、まだまだスウェーデンは日照時間が短く、今日は日没が16時ということもあり、すでに辺りは暗くなり始めています。子供たちとも相談して、かまくら作りはここまでにすることにしました。

残念ながら、天井はこれからってところだったのは内心悔しかったのですが、無理をして風邪をひいてもいけませんしね。写真は未完成のかまくらです。近くで見ると、天井がないからこそ、雪のブロックもいい感じに「遺跡」感を醸し出しています。

まとめ

ブログを始めてまだ2話目にも関わらず、普通の日常の話となってしまい大変恐縮ですが、雪のストックホルムの普通の日常を楽しんで頂けたなら、これ幸いです。

皆様、雪で遊ぶ時には、ぜひ携帯電話など小物はしっかりとチャックが付いたポケットに入れましょう。

それから、なぜパッパの携帯電話が電源OFFになっていたのか?それは、携帯電話のバッテリーはリチウムイオン電池を使っている場合が多く、極度に寒い環境では、蓄電されている電気を効率的に使うことができなくなり、結果として電源が落としてしまうんだそうです。

雪遊びから、また一つ知恵を学んだパッパでした。

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