ギリシャ家族旅行記 4日目
こんにちは、パッパです。2023年の夏休みはずっと楽しみにしていたギリシャ旅行です。まだ帰宅して間もない間に楽しい思い出、そしてこれからギリシャのアテネやザギントスに行かれる方の役立つ情報になればと思いブログに起こしてみた。
バカンスの拠点紹介
ザギントス島そしてバカンスの拠点となる宿泊施設到着が深夜になったので、ここで改めて今回の滞在先を紹介したい。いや、正直ひけらかしと言われても仕方ないし、それでも構わないくらい素晴らしい場所だったので自慢させていただく。
こちらは玄関前のガレージへの門を開けた状態。左側が玄関で右奥がプライベートプールとなっている。門はもちろんリモートせ開閉可能。
ちなみに、自分のスウェーデンの自宅は路上駐車なので、リモート開閉の門にパッパは人知れず感動した。
こちらは玄関。いつ使うかわからないが、ちゃんとテーブルとイスが用意されているのが素晴らしい。
すでにパッパの私物が置いてあるが、こちらがキッチン。
通常の生活に必要な冷蔵庫、冷凍庫、食洗器、オーブンに電子レンジなどなどすべてが揃っており、コーヒーメーカーも2種類用意されているのが素晴らしい。
キッチン用品やお皿なども準備されているので、一般的なAirbnbと思っていただければよいと思う。
この宿泊施設は最大6名まで滞在可能であり、こちらはメインのベッドルーム。こちらの部屋は専用のトイレとシャワールームが併設されている。
こちらは、もう一つのベッドルームでツイン。6名の場合には、リビングルームのソファベッドが使われるようだ。
ちなみに、各ベッドルームとリビングルームにはそれぞれクーラーが完備されている。
こちらは、プールの横にある第2のリビングルームとでも言えばいいのだろうか?テーブルにカウンターまで用意されている。
奥にはBBQが可能なコンロ、そしてテレビまで設置されており、まさに至れり尽くせりである。
このビラ(宿泊施設)2つの家族の願いを叶えるために選んだ。
1つはプライベートプール。子供はずっとみんなで泳ぐプールではなく、プライベートプールで遊んでみたいとよく言っていたので、今回はちょっと贅沢をしてみた。
2つ目は海が見えること。スウェーデンでも海が見える場所に宿泊したことは何度もあるが、どうしても気候が違うから爽快な気持ちにはならない。が、やはりギリシャは違う。およそ30度の気温に爽快な風、そして青い海が目の前の視界いっぱいに広がる景色はもう何も言葉はいらない。
さて、ここで読まれている方が気になるのがこの高級ビラの滞在費ではないだろうか?
単刀直入に言って、こちらは1泊400€、日本円で63000円である。1人あたり16000円といったところだろうか。
宿泊施設といっても中身は素泊まりと同じなので、食事なしでこの値段は正直最初は勇気が必要だったが、8月というハイシーズンでプライベートプール、そして町までのアクセスの良さなどを考慮するとこれはベストだと思い決断した。
ちなみに、ハイシーズンがあればローシーズンもあるのが当たり前である。ちょっと調べてみたが、10月中旬になるとこの同じ施設が1泊100€、およそ16000円となる。もちろん、気温も下がるためプライベートプールがあっても飛び込むのに勇気がいるかもしれないが、暑いのが苦手な方には魅力的ではないだろうか?
ザギントスの町と初ザギントスランチ
ザギントス島は灼熱のアテネよりも少し気温が低く、最高気温は30度ほどだった。少し湿気も感じるが、それどでも日本の東京と比べると格段に過ごしやすい。
ザギントス島2日目と言っても昨晩遅くに到着したので、パッパとしてはすぐにでも町へ行ったり観光をしたいのだが、ここは子供の体力も考えて午前中は自然に起きるのを待つことにした。
結局、子供はアテネ観光での疲れもあったのだろう、お昼近くまで寝ていた。その間パッパと妻で大人げなくプライベートプールではしゃいで遊んだことは子供には秘密である。
さて、ザギントス島は小さい島といっても種子島ほどの大きさがある。公共交通機関も限られているので、こういった場所ではやはりレンタカーが最も便利だろう。
パッパも今回レンタカーを借りれるように手配しており、この日の朝予定通り配車された。ギリシャの小島まで来て借りたレンタカーがトヨタというのはジョークにもならないが、久しぶりのマニュアル車に心も左足もウキウキする。
子供も起きてお出かけ準備も整ったので、まずは向かったのはもちろんザギントス島の中心ザギントスの町だ。上の写真はザギントスの町を見下ろせる高台からの一枚だが、残念ながらパッパが寄るのを忘れたのでインターネットからの借り物なのでご了承願いたい。
こちらはザギントスの町の海辺。海が異様なほど青色いうか緑がかった青色で美しい。
町のいたるところで美しい花を見ることもできた。青い空と色鮮やかな花が心を癒してくれる。
こちらも愛らしい姿で心を癒してくれる猫たち。ザギントスの街歩きで数匹の猫に遭遇することができた。
街中も散策してみたが、どのお店もシャッターが下りていて人気がまったくない。そう、考えてみたらこの国にはシエスタという考えがあるので、午後はみんなお休みするらしい。
実際、パッパのレンタカーを持ってきてくれた方も8時から13時まで仕事をして、その後は18時まで休んだあと、18時から22時ごろまで仕事をするらしい。暑い午後の時間を無理せずに涼しく過ごすための生活の知恵なんだろう。
そんなわけでパッパたち家族は仕方ないので海沿いのレスランでランチをすることにした。
パッパが注文したのはギリシャ風シチューの「スティファド」。庶民に親しまれる家庭料理らしい。牛肉もしくはウサギのお肉をじっくり野菜と煮込んでいただくのだが、付け合わせにはフライドポテトかライスを選ぶことができたので、お米大好きなパッパはライスを選んだ。
丸い塊もお肉かと思ったが、なんとミニトマトだった。日本でならビーフストロガノフに似ているが、トマトの酸味とよく煮込まれたホロホロの牛肉が美味しかった。
こちらはギリシャの家庭料理「ムサカ」。ご存じの方も多いであろう、ジャガイモとナスが入ったラザニアに似た料理である。
こちらは牛肉のソテーに濃厚ソースをかけたものを子供が注文していたけれど、これもなかなか美味しかったけれど、ギリシャ料理の名前を確認にできなかった。
そして、最後はもちろんフェタチーズ。これはみんなでシェアで注文したのだが、あまりにもみんなが好き過ぎてあっという間になくなってしまった。
海亀の聖地
ランチでお腹も眠気もいっぱいの家族を車に乗せて向かったのはザギントスから東南へ15キロの場所にあるGerakasビーチ、そしてこのビーチは海亀の保護活動が有名な場所でもある。
ビーチの手前には海亀の保護を行っている団体の施設があり、海亀の生態や保護活動について学ぶことができる。
大きな海亀がお迎えしてくれるが、実際施設内には海亀は保護されていなかったので見ることはできなくて残念。
こちらは、Gerakasビーチ。白砂浜に少々高めの波が素敵なビーチだった。
パッパ家族が到着したのは15時頃だったので、ビーチはいっぱいだったが、少しだけ荒波に体を任せて久しぶりの海を楽しむことができて良かった。
ちなみに、ビーチに並ぶビーチベッドが波打ち際に集まっている理由は後ろがすべて海亀の産卵場所になっているからである。しっかりとロープでも保護されており、この木枠の下には海亀の卵が羽化を待っているらしい。
夕食はテイクアウトでギリシャ三昧
ラグジュアリーなビラに滞在している唯一のネットは町から少し離れていること。夜は静かでとても過ごしやすいのだが、いかせん近くには何もないので、夕食は町からテイクアウトで買ってきた。
今宵は右からケバブ、カラマリ、ムール貝のトマト煮込み、そしてフェタチーズである。
ギリシャの地ビールミソス(Mythos)とともに。
夕焼けを見ながらの夕食は格別である。
夕食後はもちろん子供はプライベートプールにすぐに飛び込んで遊び始めた。目の前にプールがあるのがこれほど楽しいものだとは思いもしなかった。
今日はこれでおしまい。
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