スウェーデン定番のスキーバケーション!サウナ・薪ストーブ・ホットドックなどスウェーデンらしさ満載
はじめに
こんにちは、パッパです。2022年、まだまだコロナ禍の話題ばかりですが、それじゃ人生もブログも楽しくないので、今回はスウェーデンのスキー旅行について写真たっぷり交えながらお伝えしたい思います。
Kungsbergetsスキー場ってどんなところ?
kungsbergetスキー場はJärbo県に位置する中規模のスキー場です。ストックホルム市内からだと車でおよそ2時間半で着くことができるので、日帰りでもスキーを楽しむことができます。
スキー場の案内図からもわかる通り、ちょっとコース数は少ないのとなだらかなコースが多いので、子供から大人まで一緒に貯め締める家族向けのスキー場です。パッパもここは今回で3回目ですが、泊まりでくるのは初めてだったのでワクワクでした。
長期滞在用のスウェーデン式アパートメント
宿泊施設の最低宿泊数は5日から
今回の年末スキー旅行は5日間の予定です。最初「5日間も!?」と思ってしまいました。なぜなら日本でなら3日、長くても4日が1番長かったからです。今回も4日ぐらいでいいかなっと思っていたのですが、どんなに探しても1番短くて5日間、あとは1週間もしくは2週間以上しか選択肢がないのにはびっくりしました。
スウェーデンの友人曰く、スウェーデン人の典型的なスキーバケーションは最低でも1週間なんだそうです。もちろん、毎日スキーをするのもいいんですが、1週間あるので疲れた時は家でゆっくりしたりトランプをしたりして楽しむそうです。
5日間の我が家
さて、肝心の5日間の我が家ですが、こちらになります!
日本のアパートのような作りですね。手前の小さな小屋はスキー用具を収納する専用です。事前に予約をしておけば、到着した時にはここにレンタルスキー用品が置かれています。
続いて部屋の中をご紹介します。まずはリビングルームです。パッパの家族には十分なダイニングテーブルとソファ、そしてテレビがあります。
こちらはキッチンです。冷蔵庫・冷凍庫・電子レンジはもちろんのこと、食洗器も含まれているのは嬉しいですよね。料理に必要な食器から調理器具ももちろん含まれています。
こちらはベッドルームです。たぶんキングサイズのベッドじゃないでしょうか。2人で寝てもまったく問題ありませんでした。ちなみに、寝室はもう一つあるので、最低でも4人はゆったり泊まることができます。
こちらは洗面所です。トイレは別にあるので、ここは洗面台とシャワー…そして、今回のスキー旅行の楽しみの一つだったサウナがあります!
サウナの本場と言えばやっぱりフィンランドですが、ここスウェーデンでも人気なんです。残念ながらパッパの家にはサウナはありませんが、これから5日間はスキーで疲れ切った体をここで心地よく暖めたいと思っています。
サウナの中はこんな感じです。
そして、パッパにとって嬉しい予想外の設備はこちらの薪ストーブです。今回の宿泊施設を予約する際には薪ストーブなんて全然書いてなかったのに、なぜかありました。それも親切に薪も準備されていました。
夜にはこの薪ストーブに火を入れて揺れる炎を見ながら家族団欒を楽しめました。パッパと奥様はサウナ上がりのビールで乾杯して、子供たちは薪ストーブの火を使ってマシュマロを焼いて食べました。
いやぁ、スウェーデンも色々ありますが、これは大人も子供も楽しめる時間でした。
これが今回の長期滞在用アパートメントです。ちなみにこのアパートメントからスキー場までの距離ですが…なんとゲレンデの目の前なんです。
身支度して玄関を出たらもうそこはゲレンデなんて、スキー好きの人にはたまらない立地ではないでしょうか?
最後に気になるお値段ですが…年末のピーク時の買い入れ時で5日間で7,195kr(およそ90,000円)となります。家族でまとめて1泊22000円ぐらいと考えるかなり安く思えます。
もちろん、滞在中はすべて自炊となるので、締めるところは締めて節約もするけど、このアパートメントはとっても気に入りました。
スウェーデンの絶景スキー場
こちらは宿泊先のベランダからの早朝の景色です。2日目にして雲一つない快晴に恵まれました。リフトが動き始める時がわかるので、子供と今か今かと待ちわびていました。
まるで朝日の中のスキーのように見えるかもしれませんが、実はお昼過ぎの写真です。北欧スウェーデンのこの時期は日照時間がとっても短いので、太陽もなんとか地平線よりちょっと上までしか上がってきません。
子供たちが滑っていく後ろ姿です。今回のスキーはコロナ禍で2年ぶりでしたが、子供もすぐに思い出してスイスイ滑っていました。
スウェーデンならではのスキー場設備とは?
氷点下10度以下でもBBQ
スウェーデンで最も手軽にそしてよく食べられている食べ物はご存知ですか?
実はそれは「ホットドック」なんです!駅の売店でもコンビニでも、そしてスキー場でもホットドックは大人気メニューの一つです。
これスウェーデン人には怒られるかもしれませんけど、正直スウェーデンの国民食はミートボールでもシュールストレミング(超臭い)でもなく、ホットドックでしょ?とパッパ自身は自信をもって断言できます。
そんな訳でスキー場でもホットドックが大人気です。ただ、スキー場の場合にはホットドックを売っている売店はありません。その代わり、なんと焼き場が用意されています。
もう一度言います、この日は氷点下13度です。どんなに寒くてホットドックはかかせないのでしょうね。
もちろん、スキー場に併設されたレストランもあるので、そこで食事をする人もいますが、結構な数の人々がここに自分でホットドックの材料を持ち込み思い思いにソーセージを焼いている姿を見ることができます。
ちなみに、スキー場も親切にホットドックを焼く薪を用意してくれているのはとても嬉しいですよね。
パッパはここから宿泊しているアパートメントの薪ストーブ用にたっぷりと薪を頂いてきました。
そんな訳でパッパ家もスウェーデン式で昼食はホットドックにしました。
ここは宿泊しているアパートメントの目の前に設置された焼き場です。本当にどこにでもBBQができる場所があるのは便利なんですよね。
だけど、氷点下13度の中だったので途中でケチャップや飲み物のジュースが凍り始めるのにはまいりました(笑)
ちなみに、このBBQができる場所は1箇所だけではなく、スキー場のあちこちにあるんです。
こちらはスキー場の頂上にあるBBQ上です。きっとお父さんがホットドックの材料をリュックに入れてここまで来るんでしょうね。
こちらはファミリー用の屋根付きのBBQ場です。小さな小屋のようになっているので雪や風を避けることができます。
Tバーリフトの恐怖
日本ではあまりお目にかかれないスウェーデンのスキー場の設備と言えば、Tバーリフトでしょう。
すいません、乗るのに集中していてわかりやすい写真はありませんが、これリフトとは名ばかりのスキーヤーをTの字のバーで引っかけて引っ張る装置なんです。
このTバーリフトとの出会いはノルウェーのスキー旅行でした。そして、もちろんここスウェーデンでも頻繁にお目にかかります。
使ったことがない方には使用方法は皆無だと思いますが、「座りません」、お尻や腰もしくは股の間に引っかけて頂上まで引っ張ってもらいます。なので、頂上まで本当に気が抜けません。気を抜いた瞬間、あらぬ方向に行ってリフトから脱落してしまいます。
「リフトから脱落」と聞くとパトロール隊の救助が必要なのかと思う響きですが、Tバーリフトの場合にはただの斜面を引っ張られているだけなので誰も助けにもきません。まずは後続者に当たらないように自分で避けて、後は再挑戦あるのみなのがTバーリフトの醍醐味と言えるでしょう。
ちなみに、パッパはスノーボードのため、このTバーリフトとっても相性が悪く今回は1度だけ派手にリフトから脱落したことをここにご報告します。痛かったぁ、そして恥ずかしかったぁ(涙)
まとめ
スウェーデンのスキー旅行いかがでしたか?サウナから薪ストーブまで設置された長期滞在用アパートメントは北欧スウェーデンに来なければなかなか味わえない経験だと思います。残念ながら冬は日照時間が短いのでスキーをできる時間も限られますが、明るいうちにたっぷり楽しんで夜はサウナに入って冷たいビールを片手に薪ストーブの炎をぼーっと見る贅沢も良いのかなっと思いました。
まだまだコロナ禍が収まりませんが、皆さま健康第一でお気を付けください。
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