いざプレーケストーレンを目指して
駐車場に到着
朝9時にプレーケストーレンの第2駐車場に到着しました。駐車場には普通の乗用車だけでなく、キャンピングカーなども泊まっていました。
駐車場はこんな感じです。みんな車の周りで靴を履き替えたり、荷物を整理したりしています。車の駐車場は特にゲートなどもなく勝手に好きなところに駐車できますが、駐車場の入り口には駐車料金を支払う機械があるので、忘れずに支払いましょう。
下山して帰ってきたら車の罰金のチケットなんて見たくないですもんね。
駐車料金を支払う機械です。普通乗用車は1日250NKRでした。
今回パッパが利用した第2駐車場にはトイレもありました。プレーケストーレンはコース上にトイレなどは設置されていないため、ここを出発したらもうどこにもトイレはありません。心配な方は必ずトイレを済ましておきましょう。
さあ、トレッキング開始です。ただ、第2駐車場から歩き始める人はまずは舗装された道路の横を歩いていくので、ちょっと大自然の中を歩き始めましたって雰囲気ではありませんよね。
まずは最初の上り坂となります。緩やかな上り坂で非常に整備されていること、そしてまだ歩き始めたばかりなので、子供たちもはしゃぎながら走ったりしています。
最初の坂を上りきると眼下にRevsvatnet湖を見下ろせます。第1駐車場はこのRevsvatnet湖の畔にあります。残念ながらパッパは行く機会はありませんでした。地図上からは、駐車場だけでなく、宿泊施設や土産屋もあるようです。
ちなみに、プレーケストーレンのトレッキングコースの各所にはこの目印が設置されています。目印にはプレーケストーレンまでの距離と出発地点の駐車場までの距離が記載されているので、自分が今どのあたりなのかを確認することができます。
また、この赤字の「T」はトレッキングコース上の岩などにも赤いスプレーなどで目印として書かれているので、まずコースを外れて道に迷うことはないと思いますが、山をナメちゃいけませんからね、ご注意ください。
さて、中盤からは先ほどの整ったコースではなく、大きな岩の階段を登るコースとなります。ここでも比較的ステップが踏みやすいように岩などは削られているので、見た目ほど大変ではありませんが、足元が心配な方はトレッキングポールをお勧めします。
プレーケストーレンの特徴としては、上り坂の後に平坦なコースが続くことでしょう。先ほどの坂を登りきると、湿地帯が待っていました。
ゴツゴツした岩の間を上る際に足元ばかり見てしまいますが、平坦な場所を歩くと周りの景色も自然と目に飛び込んできてきます。が、ここで見ちゃいけないものを見てしまいました。そう、写真の奥に見える壁のような岩山が待ち構えているではありませんか。
標高差は約200mといったところでしょうか。プレーケストーレンで1番の難所だと思います。一応階段のように岩は削られていますが、段差もバラバラでたまに大きな岩なんかもあるので、パッパもここではかなり息切れしてしまいました。
なかなか急斜面のコースを写真で表すのって難しいことを実感しました。上の写真は岩壁の上り始めるところです。男の子がピョンピョン跳ねるように岩から岩へジャンプしながら登っていきました。が、パッパにはもちろん無理でした。
岩壁を上り切った上から撮影してみました。ほぼ真下にずーっと登山客が連なっているのが…わかりにくいですよね、残念。
この岩壁さえ登ってしまえばもうプレーケストーレンの半分以上は来たと思っていいでしょう。ここからは多少のアップダウンはありますが、先ほどのような急勾配なコースではなくなります。
この辺りになると、コースのあちこちには雨水が溜まった小さな水たまりというよりも、池が点在し始めます。他の方のブログでは、ここで泳ぐ方がいたと書いてありましたが、流れのない溜まった水なので正直触る気にもなれませんでしたが、犬が池の中に飛び込んでいるのは見ていてとても楽しかったです。
さ、最後は1枚岩のような緩やかな坂を登り向かって右側に岩山を見ながら回り込むと、ついにプレーケストーレンに着くことができました!
プレーケストーレンからのリーセフィヨルドの眺めです。下から眺めるフィヨルドもいいけど、やっぱり上から見下ろすほうがパッパ的には好きです。この絶景を見ていると、なんだか吸い込まれてしまいそうになりました。
ちなみに、間違って吸い込まれたら約600m下まで真っ逆さまです。さすがのパッパも怖くてなかなか写真が撮れませんでしたが、なぜか子供たちはキャッキャはしゃぎながら600mしたを覗き込んでいました。それを見て妻が発狂していました(笑)
朝9時から登り始めてプレーケストーレンに着いたのはちょうどお昼ということもあり、みんなで絶景を見ながらランチとなりました。家族のランチは出発前に早朝に妻に作ってもらったサンドイッチでしたが、パッパはなんと大事に大事にとってあった大好きなどん兵衛です。
もちろん、ガスバーナーも持参しており、しっかりとお湯を沸かして絶景を見ながらどん兵衛を食べようと思っていたのですが、半分以上を子供たちに取られてしまいました(涙)
ちなみに、もちろん家族で定番のプレーケストーレンの先っちょでの記念撮影もしたんですが、上の写真でもちょっとわかると思いますが、プレーケストーレンの先っちょで撮影をするために結構長い列ができていたんです。こんな山奥に来たのに、こんなところでも行列に並ばなければいけないのは不本意でしたが、約30分待って無事に家族で写真を撮ることができました。
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